ここ最近、よくご質問をいただくのが遠隔診療についてです。
以前も、ブログにて記載いたしましたが、
メーカーが積極的に営業されていることもあり注目度は高いと感じます。
先日も「首相が明言、遠隔診療を2018年度診療報酬改定で評価」とのニュースが上がっており、
動向についても、順次確認が必要ですね。
日経デジタルヘルス
http://techon.nikkeibp.co.jp/atcl/feature/15/327442/041800124/?ST=health
遠隔診療ですが、保険診療では「再診」の患者さんに対して、
スマホやPCを使用して、テレビ電話での診察や処方箋の発行などがメインになるかと思います。
点数については、現状では電話再診としての算定となり、
「特定疾患療養管理料」や「外来管理加算」は算定できません。
継続治療中で薬のみ欲しい患者さんにとっては、利便性も上がりメリットはあります。
また、在宅療養中の患者さんへのサポートツールとしても良いかもしれません。
その場合、往診・訪問診療で患家に訪問が可能な場合は、遠隔診療との点数差が大きいので、
サポートツールとして考えていく必要があるのかと思います。
自由診療では「初診」から使用でき、
クリニックで実施されている治療内容によって様々となります。
健康相談、がんや生活習慣病の治療前相談、美容施術のカウンセリング、
産業医で社員との面談などでも活用できるかもしれませんし、
挙げればきりがありません。
弊社クライアント先でも、具体的にシステムの選定に入っているクリニックがあります。
離島診療を行っているクリニックではありませんので、
どう活用し運用していくのか、明確にしていかなくてはいけません。
患者サービスの向上、新規患者獲得、また、業務の効率化など、
活用方法、告知方法、運用面についても精査しています。
お問い合わせが多い内容ですので、
今後は事例についてもご紹介していきます。